クレジットカードは海外に2枚持っていくべき

海外旅行や滞在では、国際ブランドの種類が違うクレジットカードを2枚持っていくことをお勧めします。

旅行で、いろいろな国をまわるときには、ドルやユーロと、その地域の通貨に両替する必要があります。しかし、クレジットカードを持っていればそのような手間も省けて、両替の手数料も節約できます。

また、海外ではクレジットカードは、IDカード(身分証明書)の役割も果たしてくれます。具体的には、ホテルのチェックインやレンタカーを借りるとき、クレジットカードは必須になります。むしろ、クレジットカードがないとホテルやレンタカーを利用できない恐れがあります。

ところで、海外へ行くには具体的にどのようなクレジットカードを持っていけばいいのでしょうか?

この場合、VISA、マスターを1枚ずつの合計2枚を持って行くことをお勧めします。その理由は、VISA、マスターは加盟店の数がほかの国際ブランドとくらべて圧倒的に多く、アジア、アフリカを含めてほとんどの地域で利用できるからです。

VISAとマスター以外の国際ブランドであるJCB、アメックス、ダイナースクラブなども海外で利用できますが、VISAやマスターとくらべると加盟店は少なく、利用できない場合が多くあります。

そして、海外旅行ではどのようなトラブルが起きるかわかりません。カードが紛失・盗難に遭ってしまった場合はカード会社に連絡すれば利用を停止することができますが、手元に使えるクレジットカードがなくなってしまいます。そのような事態に備え、サブとしてもう1枚用意しておき、合計2枚持って行くようにしましょう。

なお、海外へ持って行く2枚のクレジットカードは、発行しているカード会社がちがうものをお勧めします。クレジットカードの限度額は、同じ会社が発行している場合は合算されないからです。

カード会社によってはVISAとマスターの両ブランドを安い年会費で持つことができるデュアルカードも用意されています。たとえば、三井住友クラシックカードは、年会費1,312円+262円で三井住友VISAとマスターの2枚のクレジットカードを持つことができます。

この場合、年会費だけで見ればお得なのですが、クレジットカード会社は、カード単位でなく会員単位で限度額を設定しています。そのため、限度額が1番高いカードがその人の利用限度額になるのです。

先ほどの三井住友クラシックカードの例で説明すると、仮に三井住友VISAと三井住友マスターの2枚とも、ショッピング限度額30万円でキャッシング限度額が10万円だとします。この場合合算されずに、2枚のカードを合わせてその人の限度額はショッピング30万円、キャッシング10万円となります。

ですので、海外旅行では、発行会社の異なるVISAカードとマスターカードを持って行けば、限度額を引き上げることができます。また、海外でのもしもの場合に備えて大きな限度額を確保したい場合、1枚はゴールドカードにしておくという方法もあります。

そして、アメックスだと旅行中にカードの紛失や盗難の被害に遭った場合、宿泊している海外のホテルにその日や翌日などの早いうちに新しいカードを再発行して届けてくれるサービスがあり、とても便利です。

また、アメックスはステータスが高いカードなので、ホテルに泊まるときやレンタカーを借りるときにID代わりになるだけでなく、高い信用を得ることができます。

そして、JCBカードは、世界50カ所にJCBプラザ&デスクを設置しています。JCBプラザ&デスクでは、日本人のスタッフがいろいろな要求に対応してくれます。具体的には、旅行中のトラブルへの対応を手助けしてくれたり、観光情報を提供してくれたりします。

JCBプラザは主に欧米とアジアの主要都市のほとんどに設置されています。そのため、これらの方面に出かける人にはJCBのカードを持って行き、JCBプラザを活用することをお勧めします。

さらに、JCBはアメックスと加盟店の提携を行っています。そのため、海外での利便性もアップしています。